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マラケシュ、メルズーガと続いたモロッコ観光ですが、モロッコ最後の訪問地がここフェズです。フェズは「迷宮都市」とも呼ばれており、建物がびっしりと密集しているのが高台から見るとわかります。メディナ(旧市街)を歩くとまさに「巨大な迷路」が広がっていました。

 

 

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同じような狭い路地が複雑に入り組んでいるため、本当に容易に迷い子になります。そのため、自称(ボランティア)ガイドがたくさんいます。過去のブログ記事で「インドとモロッコは似ている」ということを書きましたが、自称ガイドの存在は2つの国の共通点だと思います。笑

 

 

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メディナの何気ない路地にも壁にも計算されたアートを感じてしまいます。

 

 

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そんな「おしゃれ迷路」は時々急に「通行止め」を喰らいます。そして、粉塵が飛んできます。唖然とする住民と私。勘弁してよー。笑

 

 

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そうこうしているうちに、私も迷いました。そしたら自称ガイド(画像右)がどこからともなく現れ、ガイド料は『ノーマネー』とのこと。イヤイヤ、『ノーマネー』な訳があるかい。このセリフはここ1か月で聞き飽きているのですが、どうしようもなく迷子なので、チップ覚悟で案内してもらいました。

 

 

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このメディナですが、道があまりにも狭いので、自動車は通行禁止で、人間と二輪車以外に、 荷物を乗せたロバや馬が通っていました。で、このロバたちが厄介で…。糞尿を処理せずにそのまま垂れ流すもんだから、道は相当臭いし、私の目の前で排泄シーンもあるし…。私、そういう趣味はないんですが…。涙

 

 

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メディナは、観光地であると同時に、地元の人が買い物をする場所でもあります。

 

 

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やたらでかいピーマンに対してやたら小さい大根も売っていたし、

 

 

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完熟フルーツはいい匂いがします。(この店のおじいちゃん、かわいかった!)

 

 

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クミンなどのスパイス類も売っています。 

 

 

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鶏も売られています。運が悪いと、目の前で屠殺の現場を見ることに…。涙

 

 

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革製品もたくさん作られています。高台から見えた煙は煮革工場からだと思われます。

 

 

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メディナの臭い=野菜+糞尿+スパイス+煮革の臭いに、軽く酔っちゃいました。笑 (この臭いもインドのベナレスと似ているかも…。)

 

 

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モスクなどを自称「ボランティア」ガイドに案内してもらううちに、昼食の時間帯になり、お腹が空いてきました。モロカン料理に飽き、スパゲティが食べたかったのでお店を紹介してもらい、特別にクリームスパゲティを作ってもらうことに。ちょっとわがままを言った私もいけなかったのですが、「いいよ!任せて!」って店員さんが自信たっぷりに言うからカルボナーラみたいなスパゲティをイメージしていてしまった私。頭の中は久しぶりのペシャメルソースでいっぱいです。笑

 

 

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料理が運ばれてきて、唖然…。だって、目の前にあるのは、透明な小さい耐熱ボウルに入ったスパゲティにホットミルクだけがかかった品が…。しかも味が全くしない…。 胡椒を頼んでも「ない」と言われ、塩をかけたけど、まずさは変わらず…。



そんな時、先程の自称ガイドが、(金になると思って)友達を連れてきました。友達は私の前に座り、ひたすら私のプロフィールを聞いたり、マッサージをやらないかとしつこく聞いて来たりしました。初めはうなずいて対応してたけど、ただでさえスパゲティがまずくて腹が立ち、更にそのスパゲティが60ディルハム(600円)もすると知って機嫌が悪い時に『マッサージ!』と何回も言うものだから、私は遂にキレてしまい、日本語で『だから、マッサージはやらねぇって言ってんだろ!!』って言ってしまいました。日本人、なめんなよ!! 笑 

 

 

そんな感じなので、自称ガイドとお別れ。ノーマネーって言ってたのに、もちろん自らチップを要求してきた上、「あなたが値段を決めていいよ」っていうから渡したら「少なすぎる」と言われ、もう少し渡したら去って行きました。まぁ、彼には案内してもらったから感謝してるけど、自分からねだらなかったらもっとチップをあげたのになぁ。イスラムの教えである「喜捨」の心は理解できますが、 ノーマネーと言いながらも結局お金を要求してくるところとか、「お任せ」と言いながらも文句を言ってくるところは私には理解できません。初めからはっきり言えばいいのに、何か騙された気持ちになるのは私だけでしょうか。これはエジプト、チュニジア、そして後々インドでも感じたことですが…。

 

 

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気を取り直して、再び一人でメディナへ。何となく、土地勘も付いてきました。マラケシュに続き、かわいいモロッコ雑貨を探しました。

 

 

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バブーシュと呼ばれる、モロッコの革製スリッパを購入しました。かなりまけてもらいました。お兄さん、ありがとう! 更に、他の店でかわいいミントティーグラスをひたすら捜し回り、ようやくいいのが見つかり、 6個で200ディルハム→80ディルハム(800円)までまけてもらいました。

 

 

この中東旅行の前はそれほど値切らなかった(先進国ばかり旅していたし…。)私ですが、この1か月でだんだん自分が図々しくなりつつあることに気付きました。まぁ、日本人は倍以上の値段を基本ふっかけられるので、日本人全体の大赤字を少しでも黒字に戻すため、今日も私は戦っているのです。(大嘘)

 

 

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その後、八百屋さんのフルーツを見て、チェリー、バナナ、桃を購入しました。食欲もないし、今夜の夕食はフルーツに決定!分銅と天秤を使って量り売りをする様子が何ともレトロで興味深かったです。

 

 

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私がフルーツを買った八百屋の向かいにある八百屋の店番おじいちゃんが置物みたいに固まっていてかわいかったです!フェズには2泊したので、翌日も何回かその前を通る度に手を振っていたら、ようやく嫌々ながらも手を振り返してくれました。(周りがなぜか大ウケ。) 白スパゲティ事変で、しつこいモロカン男子にキレたくせに、おじいちゃんにしつこく声をかける私も自分勝手で大概なものですね。笑

 

 

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フェズには2泊しました。アイビスホテルからメディナまでは少し距離があるのでタクシーで向かいました。

 

 

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そのアイビスの真ん前に停まっていた、某高級車。よーく見ると、エンブレムは倒れている&向きがおかしい。笑 モロッコでは手描きのTOYOTA車もよく走っていました。

 

 

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フェズ最後の昼食は「思い出の」ミートタジン鍋。おいしさに大満足のまま、バスでカサブランカに向かいました。そして、翌朝にカサブランカからアブダビに飛びました。